アグリマネージャーのJGAPサポート
農場用の管理点と適合基準として、以下の共通項目が挙げられていています。アグリマネージャー(農業経営支援アプリ)では、作業データ、圃場データ、栽培管理、品目マスタ、取引先マスタ、管理マスタ等により管理できます。
- 農場管理の見える化
- JGAP適用範囲の明確化
- 地図の整備
- 生産計画
- 記録の保管
- 苦情・事故・ルール違反への対応
- 経営者の責任
- 責任者の明確化
- 農場の責任者の責務
- 方針の策定・共有
- 自己点検の実施
- 経営者による改善
- JGAPロゴマークの適切な使用
- 経営の維持・継続のための対策
- 知的財産の管理
- 人権の尊重と労務管理
- 労務管理の責任者の責務
- 労働力の適切な確保
- 労働条件の提示
- 労働条件の遵守
- 強制労働の禁止
- 使用者と労働者のコミュニケーション
- 差別の禁止
- 十分な話し合いに基づく家族経営
- 労働者用住居
- 教育訓練・入場者への注意喚起
- 作業者への教育訓練
- 公的な資格の保有
- 入場者に対する注意喚起
- 外部組織の管理
- 外部委託先との合意
- 外部委託先の点検
- 検査機関の評価・選定
- 商品管理
- 商品管理の責任者の責務
- トレーサビリティの確保
- 商品の苦情・異常・回収への対応手順
- 商品の苦情・異常・回収への対応記録
- 他農場の農産物の取り扱い
- 生産工程におけるリスク管理
- 農産物の理解
- 工程の明確化
- リスク評価の実施
- 青果物特有のリスク
- 放射性物質への対応
- 対策・ルールの周知・実施・確認
- リスク評価等の見直し
- 作業者および入場者の衛生管理
- 健康状態の把握と対策
- 衛生管理のルール設定と周知
- 手洗い設備の整備
- トイレの整備
- 喫煙・飲食の場所の制限
- 労働安全管理および事故発生時の対応
- 労働安全の責任者の責務
- 事故の防止
- 危険な作業に従事する要件
- 事故発生時の対応
- 設備・機械・器具の安全な使用
- 労働災害に対する備え(強制加入)
- 労働災害に対する備え(任意加入等)
- 設備・機械、器具等の管理
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- 施設・設備・機械等の管理
- 収穫や農産物取扱いに使用する器具・備品や包装資材の管理
- 掃除道具および洗浄剤・消毒剤・機械油の管理
- 毒物・劇物の管理
- 商品の選別・計量機器の管理
- ボイラーおよび圧力容器の管理
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- エネルギー等の管理、地球温暖化防止
- 燃料の管理
- 省エネルギーの推進
- 廃棄物の管理および資源の有効利用
- 廃棄物の適正処理および資源の有効利用
- 整理・整頓・清掃の実施
- 周辺環境・生物多様性への配慮
- 周辺環境への配慮
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- 生物多様性への配慮①
- 生物多様性への配慮②
- 外来生物の管理
JGAP認証の適用範囲を明確にするために、以下の最新情報を文書化している。
農場(農場名、所在地、連絡先)認証の対象となる品目(出荷の形態がある場合には出荷の形態を含む)総合規則9.2で定める認証の対象となる生産工程の範囲圃場(圃場名等、面積、栽培品目)農産物取扱い施設(名称、所在地、取扱い品目)倉庫・保管庫(名称、所在地)外部委託先(名称、委託範囲、所在地、連絡先)リスク評価に活用するために、少なくとも以下の情報を記載した地図を作成している。
圃場農産物取扱い施設倉庫・保管庫廃棄物保管場所生産工程で利用する給水場所、貯水場所圃場に隣接する土地の利用状況農薬の残液・洗浄水の処理場所a. 以下の項目を含む生産計画を立て文書化している。
品目ごとの生産見込量(面積×標準収量)作業内容および実施時期(作業頻度)b. 生産計画に対して実績を評価し、次年度の計画立案に活用している。
農場管理の改善のために、各管理点で求めている記録について、以下に取り組んでいる。
過去2年分以上の保管
初回審査または版の変更により新しく要求された記録の場合は、審査日からさかのぼって3か月分以上の記録の保管(当該期間に発生しない作業の記録は除く)。初回審査後の継続した記録の保管2年を超える保管期限を法令または顧客に要求されている場合には、その要求に従った記録の保管必要な時にすぐに閲覧できる状態の維持適切な農場管理を実践するために、農場への苦情や農場内での事故、ルール違反があった場合、以下の内容を記録している。
発生日記録日記録者苦情・事故・ルール違反の内容応急対応発生原因再発防止に向けた是正処置農場責任者による是正処置の確認日